僻地でも行くぞ 行き方のハウトゥーと旅行記

マニアックなところも行く私の、旅行先への行き方、注意点をまとめたブログ。時にただの旅行記

飛行機のスタンバイって乗れるの?乗れるかどうか考える方法

ハイシーズンでチケットが取れない! 急に飛行機に乗ることになったが、チケットを用意してない!

そんな方はスタンバイ(キャンセル待ち)を一度、検討してみてはいかがですか?
最初に言っておきますが、スタンバイには乗れないリスクがあるので、リスクが高そうなら潔く諦め、空席のある便で確実に席を抑えましょう!
それでも、スタンバイが乗れそうならスタンバイで乗りたいという方、そのスタンバイ、勝ち目がありますか?乗れそうか否か判断する基準を教えます。

乗れるのかどうか検討をつける方法

どうやって乗れる見込みがあるかを考える方法を説明します。やっていくといい順で紹介します。

航空会社に乗れそうか、ズバリ、聞いてしまう

まずは単刀直入に見込みがあるか聞きましょう。ダメもとでも聞くのはタダですよ。
厳しそうね~って何となく言ってくれるときもあります。航空会社としては、乗れそうですと言って、実際、乗れずクレームが入ったら困ります。そういう事態を避けるため守りに入ることが多いです。なので、詳しいことはわからないとお茶を濁され、明確なことは言ってくれないこともあります。(特に日本では)厳しめに言われると思っておいていいです。

スタンバイしている人数を聞く

そこで質問の種類を変えます。
何人、スタンバイしているかのおおよその人数は割と教えてくれます。そのスタンバイの人数とその便の定員(キャパ)の比較、ハイシーズンかオフシーズン、これらからある程度、予測できます。定員300人に対し3人待ちなら望みはありそう!とか、定員100人なのに20人待ち、、、これは無理だろ!とか。

フライトの定員のググり方

定員も聞いたら教えてくれると思います。英語なら"How many seats do you have? "で通じるかと。ですが、参考までに自分で調べる方法もあります。 シンプルに便名と"座席数"でググります。
例:"AC003 座席数" もしくは "エアカナダ 003 座席数"
航空会社か有志の人が座席数をまとめたサイトが出てきます。

一発で出てこなかった場合はひとまず、フライトの便名でググります。すると機種が判明します。
例:”AC003 機種" もしくは "エア・カナダ 003 機種" でググる→機種がボーイング787-9と判明。
航空会社と調べた機種と"座席数"でググります。
例:"AC003 座席数" もしくは "エアカナダ 003 座席数"
ここで、航空会社も検索条件にいれることがポイント。座席の配置は航空会社や便によって違うので、できるだけ正確に情報を出したいなら、航空会社のサイトを見るのが一番です。

スタンバイの順番を聞く

そして、おそらく、根気よく問いただすとスタンバイの順番を言ってくれることもあります。聞けるなら順番を聞いておきたいのです。
なぜなら、私がスタンバイを申し込む今、待っている人数=私の順番ではないからです。ブッキング順(手配順)だけで、空席を割り当てるのではないのです。ブッキング順よりも、会員のランクで決まるのです。どの航空会社もマイレージクラブをもっています。そのランクが上であれば、そちらが優先されるようになっているようです。多くの人は会員でない、もしくはランクが一番下の人ですので、ランクの高い人の余ったなかでパイを取り合います。会員以外にも航空会社に何らかの基準があるはずです。いずれにしても、早めにカウンターで手続きしてるし大丈夫じゃない?と安易に考えるのは危険です。

これらの情報を総合的に聞き出すなり調べるなりして、最終的にはご自身が納得する決断をくだしてください。

航空会社は座席数よりも多く予約をとっている!?

ちなみにですが、航空会社も実は定員より多めに予約を取っています。その便の今までのキャンセル数、時期など踏まえ、キャンセルするだろう人数を割り出し、売れるなら売ります。キャンセルが出ること前提で売っているというわけです。便によって差は大きいと思いますが、少なからず、キャンセルする人はいるということです。
万が一、足りなくなりそうと判断すると、航空会社は他の便へ振り替えてくれる人をいくらかのお金をつんで探し回ります。 福岡のオーバーブッキング事件は記憶に新しいはず。

残念ながら、スタンバイに乗れる見込みが低そうな方へ

ご愁傷様です。気を取り直して、確実に空席がある便を探します。探し方のポイントは先述したとおりです。

こんなに書くのは、スタンバイにかけてみる!が命取りになることもあるからです。
スタンバイして結局、乗れなかった私は散々でした。まず搭乗口で乗れるの?乗れないの?とずーっと そわそわして疲れて、他の人が搭乗するのを指をくわえて落胆したり、となんだか精神的に疲れます。ただでさえ、これまでの手続きで疲れているのに。

そして、これが問題なのですが、スタンバイ後に、再度、振替便を探すと、最初にカウンターにきたときよりも条件がわるくなっています。時間が経つということはその分、予約が増えるかもしれないのです。(その逆もあるのでしょうが)その結果、空席のある便が少なり、最初のときにスタンバイと検討していた、あの便が!満席に!?となります。

無理ゲーはあきらめた方がいいです!

皆さんが、出来るだけ早く目的地に到着できることを祈っています。